☆お家で楽しく先取り幼児教育☆

小1息子と2歳娘の教育ママです。主に息子の家庭学習の日々を綴っています。

赤ちゃんの頭の形(頭蓋形状矯正ヘルメット)

娘の頭蓋形成矯正ヘルメットを作成しようと、先日経験したことをまとめてみました。

 

ヘルメット治療を考えた経緯

娘は産まれた時から割とよく寝る方で、生後2ヶ月にネンネトレーニングを取り入れてから更に夜中はよく寝てくれる様になりました。5年前、息子は全く寝てくれず1日を通して2時間以上寝てくれることは1歳くらいまではありませんでした。それに比べると娘は親孝行だなぁなんて呑気に思っていました。しかしその弊害を生後3ヶ月頃に気づくことになります。

頭の形が歪んでる。。

右側が凹んでいて左側が突出している。思い返せばネントレを始めた頃から右手で指しゃぶりをしながら寝るようになり、そのせいでいつも寝る時は右を下にしていました。

心配で小児科医に聞いたところ、ヘルメット治療を行なっている病院を紹介するので、もし希望するなら紹介状を出すとのこと。以前からこの治療は耳にしていたので前向きに検討しようと思っていたところでした。

医師によると、ヘルメット治療の病院で相談は受け付けていないため、病院に行く=治療をすることになるとのこと。病院に相談できないのであれば、自分たちで判断するしかなく、毎日何をしていてもそのことで頭がいっぱいで精神的にも参っていました。

 

 頭蓋形状矯正ヘルメットとは

◉頭の形をスキャンしオーダーメイドのヘルメットを作成・装着することで形を少しずつ矯正していく

◉骨の成長を誘導するヘルメットである(ヘルメットで頭蓋骨に力を加えるのではなく、頭の凹みの部分に空間を作ることで頭蓋骨がそこに合わせて大きくなっていくというもの)

◉お風呂以外は1日中装着すること(23時間装着)

◉開始時期は生後4ヶ月まで。それ以降は矯正ができない(この件は後ほどまた後述します)

◉人にもよるが大体5ヶ月〜6ヶ月の装着期間

ただ、保険外治療なので費用がなななんと

 

40万円

どうしよう。。

そこから毎日自分を責める日々が始まりました。私のバカ。どうしてもっと早く気づいてあげられなかったんだろう。母親失格だ。。よく寝てくれることに甘えていた私への罰だ。。

新生児の時の頭の丸い娘の写真を見ては何度も泣きました。他人の赤ちゃんの頭の形がみんな丸く見え、ますます悲しくなりました。

 

頭の歪みを放っておくとどうなるか

◉将来肩こりや頭痛等が出る

◉耳の位置がずれる(眼鏡がかけにくくなる)

◉噛み合わせが悪くなる

◉好きな髪型にできないこともある(個人的な意見)

私自身、絶壁で左右に突出(いわゆるハチ張り)がある為美容院に行ってもそのせいでヘアスタイルに悩むことがしばしあります。実母曰く、私は赤ちゃんの頃たくさん仰向けで寝かせていたせいで歪んでしまったとのこと。母よ、直してほしかった。。

 

放っておいてもそのうち治る?

頭の形は自然に治るとも言われていますが、ゆがみが軽度であれば寝る向きを変えるなどの工夫や赤ちゃんの成長や髪の毛が生えることでゆがみが気にならなくなるケースがありますが、基本的に自然に治ることはないそうです。

実際私自身絶壁なのですが、母曰く、赤ちゃんの頃仰向けでずっと寝ていたからだそうです。その頃に治して欲しかった。。

 

ヘルメット治療のデメリット

◉通気性があまり良くないため蒸れる→皮膚のトラブル

◉ケアの手間がかかる(汗をかいたらヘルメットを外して拭いてあげてまた装着する等)

◉赤ちゃんがヘルメットを嫌がった場合、ずっと泣いていたり夜寝ない場合がある

◉外出時に周りからの視線が気になる(人による)

でもここで治療しないと一生歪んだ頭の形で成長することを考えたら、今大変だけど治した方が良いと思い、治療する気でいました。

 

しかしここで、救世主が現れます。

 

娘と同い年の子を持つ友人に相談したところ、友人は普段から頭の形のケアに力を入れているらしく、実際子供は綺麗な丸い頭の形をしているのです。その友人に普段していることを聞いてみました。

 

頭の形を丸くする為に普段からしていることby救世主談

◉日中はずっと抱っこをする

◉寝る時の体勢を定期的に変えてあげる(右向き左向き、左右それぞれ斜め45度)

◉突出している方の頭が下になる様にタオル等で体勢を調整する

◉例え寝ていても体勢を変えることを最優先する。起きてしまっても仕方ない

 

すごい徹底ぶり。。でも40万を払わずにこの努力で綺麗な形になるのであればやってみようと思い、ヘルメット治療はせずに自力でできることをやってみようと決意しました。

 

私が実施したこと(生後3〜4ヶ月)

◉ドーナツ枕購入

◉ベビーカーを禁止

◉お昼寝時は自分も隣で寝て、突出した左側が下になるよう体勢をタオルでサポート。

娘が動く度に調整し、そのせいで起きてしまっても体勢を変えることを最優先させた。頭が歪むくらいなら起こした方が良いという考え方を持つようにした。

◉昼寝に付き添えない時は、定期的に様子を見に行き頭の向きを直す

 

娘は日中プレイジムで遊んでいるので、その時はドーナツ枕か、横を向かせて左側が下になるようおもちゃの位置を変えたりしました。

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外出時はベビーカーを使わず(仰向けになってしまうので)抱っこ紐を使うことを徹底しました。

 

現実的にずっと付きっきりになるわけにはいかず、家事だったり息子の相手をしなければいけないのでその間はプレイジムを重宝しました。

また、深夜もドーナツ枕を使用しました。これ以上の寝不足はキツいので日中の様に監視はせず、私が寝てる間はドーナツ枕に任せました。

使用している枕はこちらです。今まで何度か洗濯していますが全く形が崩れません。へたることもないので、買って良かったと思っています。

 

1ヶ月後(生後5ヶ月)

以前より歪みは改善されましたが、まだ左側の突出はあり気になる。。検診のついでに再度小児科医に相談したところ、「生後4ヶ月を過ぎているのでもうヘルメットはできません。一生この頭の形で過ごすことになります」と言われてしまいました。しかし私なりに調べてみると、ヘルメット治療ができる月齢は首が座る3〜4ヶ月頃からで、大きくても7ヶ月くらいまでに治療を開始すれば効果が出るとのことでした。

 

治療ができる施設とヘルメットの種類

東京女子医大

アイメットという日本で開発されたヘルメット。費用は約50〜60万。通気性が他に比べ良くて軽い。その分矯正力は弱いという噂も。

国立成育医療研究センター

ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット。

約40〜50万。

◉AHSJapan

スターバンドという、アメリカで広く取り入れられている最も歴史が古いヘルメット。約30〜40万。

最初に小児科医から紹介された病院は国立成育医療研究センターでした。医師曰くこちらは4ヶ月までしか治療できないとのことなのでここは排除。アクセス、待ち時間、費用を考慮しAHSJapanでヘルメットを作成しようと思いました。電話をしてみると、迷っているのであればスキャンを撮ってみて相談してから決めても大丈夫とのことだったので、そのようにお願いしました。

 

AHSJapan(生後5ヶ月半)←現在

初めに頭のスキャンを撮りました。その結果について担当の方によると、

娘は短頭症(絶壁)の数値は低いが斜頭症(片側に扁平があり反対側に突出がある)の数値が高い。レベルは中等よりの重度とのこと。力を加えるわけではなく、扁平部分に空間を作り頭蓋骨がそこに合わせて大きくなることで左右の差異を小さくする治療法なので、突出した部分がなくなるわけではないということ。頭の形を完全に丸くするということは不可能で、誰もが多少の歪みを持っている。先月から変形が改善されたのであれば、現段階でヘルメット治療はせずもう1ヶ月引き続き様子を見てはどうか?そこからでも治療は遅くない。兄妹がいながらヘルメット治療を行うのは親にとってもかなり負担になる。

とのことでした。大変親身になって相談にのって下さり本当に有り難かったです。お話を受けて、ひとまず治療は見送りまた1ヶ月引き続き自力で頑張ってみようと思います。

その後の経過も、このブログでお伝えしていけたらと思います。

 

まとめ

赤ちゃんの頭の形が気になったら、頭蓋形状矯正ヘルメットという治療法があります。頭蓋骨を矯正ではなく、骨の成長を誘導するヘルメットです。(ヘルメットで頭蓋骨に力を加えるのではなく、頭の凹みの部分に空間を作ることで頭蓋骨がそこに合わせて大きくなっていくというもの)首ずわりから7ヶ月頃までに開始すると効果が出やすいそうです。

私の場合当初行った小児科医が言っていたことと実際に私が調べた結果にかなりの差異がありました。(医師は成育の事しか知らなかったのかもしれませんが)なのでセカンドオピニオンや自分で情報収集して本当に良かったと思いました。

もし悩んでいるなら相談だけでも行くことをお勧めします。専門科から見た客観的なご意見と、どうすべきかのアドバイスを頂けます。


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